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EarAcoustic STA-Kレビュー!新製品イヤホン発売記念「15%割引きクーポン」複数のプレキャン開催!ガジェット新製品/最新ニュース2025年7月

読むのめんどくさい人は音声でどうぞ!ポッドキャストも配信中[Spotify]

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KeepHIFI様より新製品としてご提供いただいた「EarAcoustic Audio STA-K」が本日発売!Amazonで購入可能に!

追って動画含め詳細レビュー予定です。YouTubeに関しては下記のチャンネルでアップ予定なのでチェックしてみてください。

こちらの記事はざっくりファーストインプレッション&レビューです。

製品外観&デザイン

この製品の最も大きな魅力は、やはり外観デザインにあるでしょう。ひと目でわかるキラキラと輝く、まるでジュエリーのようなイヤホン本体。そして、統一的なシルバーとホワイトカラーのケーブルとイヤーピース。

この見た目に惹かれて購入を決意する。という人は多いのではないでしょうか。実際に手に持ってみた印象としても、高級感が漂う所有感を満たしてくれるイヤホンと感じました。

「STA-K」レビュー:これは一体、どんな音の体験なのか?

「最高の音質」とか「究極のサウンド体験」なんて言葉、よく耳にしますよね。でも、本当にそれが自分にとってのベストなのでしょうか?巷に溢れるレビュー記事では、とかくスペックや解像度の高さが強調されがちですが、実際に使ってみると「あれ?」と思うことも少なくありません。今日のテーマは、そんな常識に一石を投じる「STA-K」のリアルなレビューです。


「STA-K」ってどんなイヤホン?全体的な音の印象は?

まず、「STA-K」を初めて耳にした時の印象ですが、一言で言えば「マイルドでありながら、底力がある」といった感じでしょうか。よくある「クリアで高解像度!」というタイプとは少し違います。

個人的に特徴として感じたのは、

  1. 音の厚みとパワフルさ
  2. 全音域の一体感
  3. 空間の狭さと圧迫感

それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。

音の厚みとパワフルさ

特に驚かされたのは、低域から中域にかけての音の厚みです。これは本当にパワフルで、まるで分厚い壁がそこにあるかのように揺るぎない安定感があります。この厚みが、音楽全体に深みと力強さを与えている印象です。

全音域の一体感

それでいて、全音域がバラバラにならず、あたかも一つの塊のように一体となって響くんです。高音から低音までがうまく調和し、まるで音の洪水に身を任せているような感覚と言えば伝わるでしょうか。個々の音が突出することなく、全体としてまとまりのあるサウンドを楽しめます。

空間の狭さと圧迫感

ただ、この「一体感」が故に、いわゆる音場の広さや空間の広がりはあまり感じられません。むしろ、音がグッと近くに迫ってくるような、良い意味での「圧迫感」があります。これがまた、独特の没入感を生み出しているんですよね。広々としたサウンドステージを求める方には向かないかもしれませんが、音に包み込まれるような体験を求める方には響くはずです。


「STA-K」の良い点・メリット:買うべき理由

「STA-K」の良い点やメリットをいくつか挙げるとすれば、まずそのデザインです。手にした瞬間に伝わる高級感は、まさに「所有欲を満たしてくれる」という言葉がぴったりきます。ただの道具ではなく、身に纏うアクセサリーの様な、そんな魅力があります。

  1. 高級感のあるデザイン
  2. 高域が刺さらない優しい音
  3. 爆音再生時の迫力

それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。

高級感のあるデザイン

「STA-K」は、手に取った瞬間にその質の良さが伝わってくる、高級感漂うデザインが魅力です。見た目にもこだわりたいという方にとって、これは非常に満足度の高いポイントになるでしょう。単なるオーディオ機器としてだけでなく、所有する喜びも感じさせてくれます。

高域が刺さらない優しい音

音質面での特筆すべきは、高域がまったく刺さらないことです。シャープな音を好む方には物足りないかもしれませんが、耳障りなキンキンとした音がなく、長時間音楽を聴いても疲れにくい優しい音色です。高音の刺激が苦手な方には、特に快適に感じられるはずです。

爆音再生時の迫力

この「刺さらない」という特性が、分厚い低域〜中域のパワーと相まって、まさに「爆音視聴で迫力を得やすい」という体験に繋がっています。音量を上げても耳に不快感が少ないため、映画やゲームのド迫力サウンドを存分に味わうことができます。迫力あるサウンド体験を重視する方には、この点は大きなメリットとなるでしょう。


「STA-K」の微妙な点・デメリット:購入前に知っておくべきことは?

もちろん、どんな製品にも「向き不向き」はありますよね。「STA-K」も例外ではありません。個人的に感じた「微妙な点」やデメリットも正直にお伝えします。

  1. 無音時のホワイトノイズ
  2. イヤーピースが付けづらい?
  3. 音の輪郭の明瞭さ不足

それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。

無音時のホワイトノイズ

微かではありますが、無音時にうっすらとホワイトノイズが鳴るような気がする点が挙げられます。これは個体差もあるかもしれませんが、体差もあるかもしれませんが、耳につけているだけで何も聞いてない時には気になる人は気になるかもしれません。

イヤーピースが付けづらい?

イヤーピースの着脱が少しだけ手こずるかもしれません。最初は付けづらさを感じる方もいるかもしれませんが、とはいえ、これは慣れの問題もありますし、一度装着してしまえば安定するので、そこまで重要視するところではないかな、という印象を持っています。

音の輪郭の明瞭さ不足

最も重要な点として、「STA-K」は音の輪郭が明瞭でくっきりとしたタイプではありません。そのため、音の粗探しをするような繊細な作業、例えば動画編集や音声編集、足音の聞き分けが命取りになるようなシビアなゲーム(「タルコフ」のようなタイトル)には向かない気がします。繊細な音が埋もれてしまう可能性があります。そういった用途で使う場合は、イコライザー(EQ)での徹底的な調整が必要になるでしょう。


「STA-K」はどんな人におすすめ?万能ではないからこその魅力とは?

というわけで、「STA-K」は決して「万能なオールラウンダー」ではありません。しかし、だからこそ、その真価が発揮される場面があるんです。

高域のクリアさや解像度を最優先する方、例えばTRN Conchや有線ピヤホンの初代のような、高域が特徴のイヤホンを愛用している方には、物足りなく感じるかもしれません。

  1. 新たな音の発見を求める方
  2. ノイズキャンセリングのような快適さを求める方

それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。

新たな音の発見を求める方

普段、高域のシャープさにばかり耳を傾けていた方が「STA-K」を使ってみると、今まで気づかなかった「音の厚み」や「深み」といった、新たな音の発見に繋がる可能性も秘めています。これはまさに、私たちの「耳の使い方」に新しい視点を与えてくれる体験と言えるでしょう。一辺倒な音ではなく、多角的な音の楽しみ方を体験してみたい方におすすめです。

ノイズキャンセリングのような快適さを求める方

さらに面白いのが、細かな音が聞こえにくいという点が、場合によってはプラスに働くことであり、まるでノイズキャンセリング機能のように、普段、私のポッドキャストなどでいつも気になっている環境音や細かなノイズが聞こえづらくなるという印象を受けました。

もちろん、実際にノイズが消えているわけではないので、これはあくまで「自己満足リスニング」の域を出ませんが、精神的には非常に快適に音を楽しめるという点が挙げられます。日常の雑音から解放され、音楽に没頭したい時には、この特性が活きてくるでしょう。

※ノイキャンのまま環境音がきれいに消えるみたいなことではありません。


ゲームや映像作品で「STA-K」を使うなら?臨場感は得られる?

ゲームでの使用に関しては、「タルコフ」のような、音の定位や足音の聞き分けが重要なシビアなゲームには、やはり正直あまり向かないと感じました。音が詰まったような感覚で、聞きたい音が埋もれてしまうことがあります。

  1. 迫力重視の映像作品やゲーム向き
  2. 臨場感よりド迫力重視

それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。

迫力重視の映像作品やゲーム

一方で、迫力を重視した映像作品や、ストーリーに没入するタイプのゲームには、非常に相性が良いという特徴があります。爆発音や効果音の重低音表現が際立ち、作品の世界観に深く入り込むことができそうです。

臨場感よりド迫力

空間の広がりや臨場感には直結しないかもしれませんが、爆音でド迫力の映像やサウンドを楽しみたい時には、これ以上ない選択肢となるでしょう。特に、POV(一人称視点)やFPP(ファーストパーソンシューティング)ではないゲームで、純粋に音の「力強さ」を楽しみたいなら、「STA-K」は最高の相棒になってくれるはずです。


レビュー/総評価

あなたのオーディオ体験に「STA-K」という選択肢を

「完璧」ではないからこそ、自分なりの使い方や楽しみ方を見つけられる「STA-K」。皆さんも、ぜひ一度、この独特の音の体験を味わってみてはいかがでしょうか?

全体的にマイルドでナチュラル、高域が耳に刺さるような感じではないので、ボリュームを上げて爆音視聴にも最適です。

音量上げることによって低中域のパワフルさがズシズシと伝わってきて、迫力を得たい映画やゲームなどでの使用に最適と感じました。

一方で、個人的には高域が明瞭で刺さる寸前くらいが好みなので、その点で物足りなさを感じる印象も受けます。

また、マイルドさとボリュームを上げた際の中音低音のパワフルさからか、動画編集や音声編集などにおけるモニターヘッドホンイヤホン的な使い方は抜かないような気がします。

あくまでファーストインプレッション時点での印象なので、しばらく使うことへの音の変化、また聞く側の耳の使い方や音へのフォーカス箇所などを最適化することで、この辺の印象は変わっていく可能性は大いにあります。

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Koukichi Takahashi @Koukichi_T

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