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インスタグラムPhotoshop加工画像/写真が発見/ハッシュタグフィードで非表示に?Instagram新機能/ファクトチェックの弊害。最新ニュース2020年1月16日

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情報錯綜しているので一旦整理

  1. Instagramは元々フェイクニュース対策で加工画像を偽情報判定していた。※フランスやGettyImagesの「モデルの体型をPhotoshopで加工」表記や禁止の件とは直接の関係はない。(広義的には関係あるかもだけど)
  2. 今回、インスタグラムでアート方面の加工画像がファクトチェックに引っかかり偽情報判定された。「False Information」表示
  3. 「Photoshopped」はフォトショップを指しているのではなく「加工された」という意味との話も。※以降の元記事はそのまま表記残してます。
  4. ファクトチェックにひっかかると、検索(発見)タブとハッシュタグフィードで非表示になる。
  5. ファクトチェックに引っかかって一発で非表示ではなく、繰り返した場合。※写真の存在自体が削除されるわけではなく、シャドウバンみたいな状態。
  6. ホームフィードやプロフィールでは恐らく正常に表示される。その際に「False Information」表示。DMやストーリーズ も同様との事。フルスクリーン表示で暗く隠されて偽情報判定の理由などが表示?
  7. インスタグラムには画像編集/加工に関するポリシーは存在しない。※Instagram代表アダム・モッセーリ氏の回答。ニュアンスのズレなどあるかも。
  8. よって過度な加工、編集やレタッチ、インスタ映えを狙った写真が規制という意味ではない?
  9. インスタグラムだけでなくGetty Imagesなどでもより自然な写真へニーズが変化していってるけどそれとは無関係、クリエイターの活動推奨支援してるインスタがアート活動の邪魔とかしないのでは。
  10. 問題のアート写真は「誤判定」?それとも別の問題でファクトチェックが入った?※目次内考察箇所

INDEX

インスタグラムでPhotoshop(フォトショップ)加工画像が非表示になる、規制される、禁止になる?についての概要

先日話のあったFacebookがディープフェイク動画を排除するとの話。またフェイクニュース対策や、そのためのファクトチェックが導入などの話も各種SNSで後を絶たない。(Twitter Fabula AI買収

そんな中InstagramがPhotoshop(フォトショップ)で加工した写真や画像の非表示や警告メッセージの表示を開始していると言う話が浮上中。インスタアプリ内の一部ページではフォトショップ加工画像自体が非表示にされ見えなくなるみたいな話も。

大前提として、フェイクニュースやデマ情報に使われているPhotoshop加工写真は偽情報として規制対象です。

Combatting Misinformation on Instagram – Facebook Newsroom

Image via Facebook Newsroom

その影響がアーティストや写真家にも及んでいるのでは?というのが今回の問題

Facebook Clarifies How Instagram Determines Hiding Images (UPDATE) – HypeBeast

According to Instagram, the app determines the authenticity of an image using “a combination of feedback from our community and technology.” The photo is then passed on to third-party independent fact-checkers. If the image is deemed fake, the “False Information” warning message will be placed on the image. These “fake” photos will also be removed from Instagram’s Explore and Hashtag pages and will be automatically flagged in future posts.

Google翻訳

Instagramによると、アプリは「コミュニティとテクノロジーからのフィードバックの組み合わせ」を使用して画像の信憑性を判断します。その後、写真はサードパーティの独立したファクトチェッカーに渡されます。画像が偽物であると見なされる場合、「False Information」警告メッセージが画像に表示されます。これらの「偽の」写真は、InstagramのExploreおよびHashtagページからも削除され、今後の投稿で自動的にフラグが付けられます。

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インスタグラムからPhotoshop(フォトショップ)写真自体が削除されたり非表示されるわけではなく警告メッセージが表示。※発見タブ/ハッシュタグフィードでは画像が非表示

写真自体が削除されたり非表示されてしまうと言うことではなく、基本的には写真は表示されたまま「false information」と表示され偽の情報であるといった意味合いの記載がされることに。(暗転、画像の上に表記?)

ただし、Photoshop(フォトショップ)加工画像は検索/発見タブ、ハッシュタグフィードでは非表示になるとの事。ホームフィードやプロフィールでの閲覧に関しては正常に表示されて、前述した警告メッセージが写真の下に表示されると言う形式なのかと。

そうなるとフォロワーには投稿を見てもらえるものの、検索発見タブ/ハッシュタグフィードからの流入はゼロと言うことになってしまいそう。

インスタグラム Photoshop(フォトショップ)画像のファクトチェック判定方法の謎。実際に偽情報となったアカウントと対象フォトショ加工画像

この辺りはフェイクニュースやディープフェイク動画の排除や対策と言う流れでPhotoshop(フォトショップ)も対象になったと言うことだと思うけど、その判定方法がどういったものか、また線引きは?など疑問点は多い。

Photoshop(フォトショップ)加工の風景写真をファクトチェッカーで偽の情報と判定されたフォトグラファー(フィーチャー垢?)

以下がファクトチェッカーで偽情報と判定されたと言うPhotoshop(フォトショップ)加工写真。写真自体は普通の風景写真。Photoshopで加工したため?山並みがカラフルになっている。

手持ちのアカウントで確認した限りでは警告メッセージ等は表示されていない。

ファクトチェック結果表示などがエリア限定で実装されているなどであれば見えないのも納得だけど、実際のところどうなんだろう。

またはこのフォトグラファーがファクトチェックに引っかかったことにより再度写真をアップし直したなどの可能性もあるので詳細は現時点不明。

コメント欄を確認したところファクトチェックに関する表記がされているように取れるものがたくさんあった。なので「false information」や「fact checked」などの表記は、特定のエリアやユーザーにしか見えない状況なのかもしれない。

もしくは、異議申請とか何かしらの対応をした結果回復したとか?謎。

※参考情報

対象のアカウントは事後クレジット掲載型のフィーチャーアカウント?

※「DM for Credit」表記が消え、著作者にリプライ表記に変化。2020年1月21日確認。

いくつかそんな情報が。許可取った取ってない不明だけど、パクリ画像判定で引っ掛かったとかなんだろうか。クレジット表記必要な場合はDMで連絡してくれというあれ?

何人かがそんな指摘をしている印象。

後述、Facebook側を見ると、仮に無許可掲載だったとしてもそこは関係なさそう?ファクトチェッカーによる判定内容的には、カラフルに加工している点を指摘している模様。

インスタグラム Photoshop(フォトショップ)加工画像 非表示&偽情報判定に関するヒント

インスタ Photoshop加工画像が偽情報判定されたという情報

詳細確認中。随時追記、修正、更新予定。

その他メディアの記事

Instagram is Now Hiding Photoshopped Photos – PetaPixel

2019年末時点で「Photoshopped」絡みの記事は上がってたぽい。ただしまんまデマとかフェイクニュースに関する記事。フォトショップで加工した偽写真に対する話しかと。

Instagram to Issue Warnings in Crackdown Against ‘False Information’ and Photoshopped Images #Fstoppers

考察。インスタグラムによるアカウント信憑性チェックが鍵?蓄積された通報データが影響?ファクトチェッカーのフォトショ判定はただの副産物では。

ここに書くのは完全に個人の意見で根拠はありません。そういう可能性もあるかもしれないと言う程度の参考として留めてください。

今回のファクトチェックで偽情報判定された写真というのがおそらくフィーチャーアカウントの投稿によるものと言うところが引っかかる。

対象の投稿を見るとコメント欄で「この写真はあなたのものではない(著作者アカウント名)のものです。」「このアカウントは無断転載を繰り返している」と言う趣旨の投稿が存在する様に思う。

フィーチャーアカウントによくある形式で、まず無断転載をし「DMをもらえたらクレジット掲載します」という類のものがある。

これをよく思わないフォトグラファーやユーザーが多いのは誰もがわかると思う。そして過去に何度も通報されている可能性も高い。

※「DM for Credit」表記が消え、著作者にリプライ表記に変化。2020年1月21日確認。

実際、このアカウントは対象写真にも「DM for Credit」と記載している。また、確実ではないけど、もともと「DM for Credit」という表記が目立っていたのにさっき見たらクレジットの入っている投稿が増えている様な。記憶なので曖昧だけど。

過去に通報された履歴等がデータとしてInstagram側に蓄積されていて、アカウントの評価や信憑性のチェックに使われていると言うのは大いに考えられるし、また、通報時に「虚偽の情報」などの項目を選択するユーザーがいて不思議はない。

通常「著作権侵害」が頭に浮かぶけど、著作権侵害を申請するには色々厄介なので、すぐ通報可能なものを選ぶというのは普通にあり得そう。というか、個人的に写真をしょっちゅうパクられるので実際そうしている。

この辺り含め、今回何かがトリガーとなりアカウントの信憑性チェックが入り、過去の通報履歴や回数、内容などから判断し、偽情報判定されたのかも。

HYPEBEASTの記事にこんな記載がある。(Google翻訳なのであれだけど。)

Instagramによると、アプリは「コミュニティとテクノロジーからのフィードバックの組み合わせ」を使用して画像の信憑性を判断します。その後、写真はサードパーティの独立したファクトチェッカーに渡されます。

ここまで記載した内容が「Instagramのコミュニティーとテクノロジーからのフィードバックの組み合わせを使用した信憑性判断」に該当するのでは。

その結果、ファクトチェックへ移行し、ファクトチェッカー側では純粋にPhotoshop加工のみを判定し「False Information」と表記したのかもしれない。ある種の役割分担がされていれば今回の様な形になる可能性もありそうな。

何にしても今回、著作権の問題が絡んでいておかしくないと思うので、話がややこしくなってる様な気もする。

実際のところはわからないけど。

この辺り、何か続報出たら随時更新予定です。

追記。インスタCEOアダム・モッセーリ氏に「Photoshop加工画像が偽情報として非表示になると言うのは本当ですか?」と質問、回答「いいえ。写真を編集するユーザーに対するポリシーはありません。」と回答もらった!けど、

https://twitter.com/koukichi_t/status/1218419194225541120?s=21

質問の仕方やニュアンス、「非表示」や「削除」といった言葉の違いなど考慮すると、完全にクリアになったとは言い難い気がしてきた。

「Photoshop加工画像は偽情報(フェイクニュース)として非表示になると言うのは本当ですか?」と聞いたつもりだけど、そもそも文章的におかしかったらあれだし。。。

さらに、この聞き方だと、例えば「非表示にはならないけど、偽情報と判定される可能性はある」ともとれるんだろうか。つまり「ファクトチェック対象になりますか?」的な意味合いを含んでの質問としては捉えられていないかも?と言うところ。

うーん。どうなんだろう。

なんにせよ、クリエイターの活動を推奨支援しているInstagramがPhotoshopで加工した画像を規制してしまうなんて事は考えられないと思う。

妥当に考えるとデマやフェイクニュースに使用される画像にPhotoshop加工が施されていた場合は偽情報と判定。

結果、フォトショ加工で言わば偽装した偽写真は、検索タブやハッシュタグフィードから非表示(存在が消える)。※写真自体が削除されるわけではない。

そしてホームやプロフィールでは正常に表示、ただし「Fasle Information」の表記がされる。という感じじゃないかと。

今回あがったレインボーカラーのカラフルな山並みのはPhotoshop加工写真は「誤判定」だったのか、もしくは考察で書いた直権侵害などが要因なのか、その辺りは謎だけど「ただ単にPhotoshop加工しただけ」で偽情報扱いにはならないってのは確かなんじゃないかと。

インスタグラムにアップしてあるPhotoshop(フォトショップ)で加工した写真。「False Information/偽情報」表記ある?ない?

アイキャッチ画像にも使用した写真はInstagramに実際にアップロード済みのPhotoshopで加工した写真。

自分のアカウントで見る限りは警告メッセージ等は表示されていないけどどうなんだろう。

前述の通り地域やユーザによって見える見えないなどもあるかもしれないので、もし警告メッセージが表示されているなど確認取れた方がいたら知らせてもらえるとうれしいです。

どうしようもないけど。

取り急ぎブログ更新。詳細などを調べた上で随時追記等更新していきます。

さようなら。

🎧音声配信版ニュース。InstagramでPhotoshop(フォトショップ)加工画像、写真が非表示に?インスタグラムSNSニュース2020年1月16日

この記事を書く前に配信したpodcastなので内容にズレがある場合などあります。ながら聞きで概要把握などにどうぞ。

音声内目次

✅インスタグラムでPhotoshop加工画像が表示されなくなる?
✅フォトショップ加工写真は発見検索タブ、ハッシュタグフィードで非表示に
✅Instagramのファクトチェカー対策。とりあえず余計なことはしない

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Koukichi Takahashi @Koukichi_T

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