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YouTubeに 新しい動画クリップ編集機能 が追加され、既存の動画から簡単に短縮版を作成できるようになりました。
INDEX
YouTubeがTwitch+Premiere Pro化?新機能「動画クリップ作成」が登場
この機能は従来の「視聴者によるシェアクリップ」とは異なり、 新規動画として投稿できる のが特徴です。まるでTwitchの「ダイジェスト機能」やPremiere Proでの文字起こしベースの編集作業をの様な感覚です。
新機能の特徴
1. 「文字起こしベース」で範囲指定が可能
• 字幕データを活用し、動画内の特定の部分を簡単に抽出できます。
• シークバーを動かしてカットするより、 セリフ単位で編集しやすい 仕様になっています。
2. オープニングやエンディングを挿入できる
• 切り抜くだけでなく、 独自のイントロやアウトロを追加して短縮版を作成 できます。
• ブランドの統一感を出しながら、視聴者にわかりやすい動画を作成しやすくなります。
30秒までの動画をクリップの前後にオープニングとエンディングとして挿入可能です。試しにオープニング用に動画をアップロードしてみたところ、公開状態は非公開でもクリップでの使用は可能となっていました。
このことから、切り抜いたクリップに最適な案内を冒頭に加えて投稿することが可能です
3. 「リール変換」ではなく、新規動画として投稿可能
• 従来のシェア用のクリップはYouTube Shorts(ショート)への変換ができましたが、それとは完全に別で「通常の動画」として公開できる のがポイントです。
• 長尺動画の内容を活かしながら、短い動画を量産しやすくなります。
使い方は?どこから使える?
方法❶YouTubeの動画編集画面に遷移し、左のサイドバーの中から「クリップ」をタップ。
クリップ作成に対応していれば、画面上にボタン等が表示されているため、見逃す事はないと思います。
方法❷動画エディタから「作成」の下に「動画クリップ」と言う項目が表示されていれば、こちらからも使用可能なようです。
対象者ランダムでのテストなのか、段階的な実装なのか分かりませんが、現時点の以下ように感じました。
収益化済み。収益化できていないチャンネル、そして全然反応のないチャンネル、エンゲージメントの高いチャンネルなど複数確認しましたが、統一的な傾向はなかったように思います。あくまで個人観測の範囲なのでご了承ください
切り抜きまとめ作成に使える?(通常の動画エディタのように複数箇所の切り抜きからの合体)
通常のYouTube動画エディタのように複数箇所を切り抜いて1つの動画にするといった事はできません。
クリップ作成機能では、エディタと違い特定範囲の指定しかできません。
新規動画として投稿してからであれば、エディタから編集ができるのではないかと試してみましたが、クリップから作成した動画は対象外なのか「トリミングとカット」などが触れませんでした。(グレーアウト
ただし、この作成機能が新機能であった場合、実装当初は仕様が確定していなかったり、不具合があったりするので、今後変化していく可能性があります。気になる方は定期的にチェックをしてみるのはお勧めします。
既存の「シェア用クリップ」との違い
従来の「シェア用クリップ」は、 切り抜いた部分をSNSやリンクで共有するだけ の機能でした。しかし、この新機能では YouTube Studio内で編集し、そのまま新規動画としてアップロード可能 です。Twitchの「ダイジェスト機能」に近い仕組みといえます。
この機能を活用すれば、 1本の長尺動画から複数のハイライト動画を作成しやすくなり、コンテンツの二次利用がより簡単になります。
まとめ
• 長尺動画の再利用が手軽にできるように!
• セリフ単位での範囲指定が可能
• 編集なしでも即アップロード可能
YouTubeがTwitchやPremiere Proに近づいたこの新機能、今後の活用が期待されます。