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EyeEm未払い問題からFreepikによる買収、AI学習による報酬額などについてざっくりポッドキャストで触れました。

音声+テキストでニュースメディア等には上がっていない、その後のEyeEmの情報も掲載しているので、参考にどうぞ。

EyeEm未払い問題、買収＆復活、そしてAI学習からの報酬

以下、AIによる音声文字起こしからの要約＋加筆

EyeEmとは？

EyeEmは、写真共有と販売を目的としたドイツ発のサービスで、一時期は「ドイツ版インスタグラム」とも呼ばれていました。

アート方面のポートフォリオとしての存在、写真での収益、ユーザとのコミュニケーション= SNSの側面を持つレアな写真共有プラットフォームです。

ブランドアクティベーションの一環として、様々な企業とのコラボで開催される「ミッション」と呼ばれるフォトコンテストが開催され、入賞者はスポンサー企業より賞品授与や入賞写真が企業広告に採用されるなどの展開も。

かつては、写真販売をする層とSNSとして利用する層の利用目的の格差により、運営側が様々な対策を行うなど諸々の問題を抱えていました。

報酬未払い問題と買収

EyeEmは他のプラットフォームと比べ、写真単価が高額であることでも知られていますが、徐々に売り上げ額の減少などを伴い、さらには2023年にはクリエイターへの支払いが滞るという問題に直面しました。

この問題の背景には、EyeEmが破産寸前の状況にあったことがありました。その後、Freepikという企業に買収され、現在は立て直しが図られています。

報酬50%復活とAI学習への利用

買収後、EyeEmは再びクリエイターへの支払いを開始し、以前の50%の収益分配も復活しました。しかし、新たな体制の下で、AI学習のために写真を使用することが発表され、これが一部で物議を醸しています。

今回、AIトレーニングに使用された写真への報酬が売り上げ履歴に反映していました。単品価格としては高めの価格だったため、改めて調べてみたところ、1ユーザーのポートフォリオ全体に対しての支払い額と言う印象も受けました。(別アングルなどを含まずに10,00枚以上の写真をアップロードしているユーザが対象みたいな話っぽい？)

正確なところは分かりませんが、まとめて支払いということであれば、Adobe StockのFireflyボーナスと同じかんじなのかもしれません。

また、提携プラットフォームとしてFreepik経由での売り上げも確認が取れました。

EyeEmは未だに高単価で売れるレアプラットフォーム

収益が50%に戻ったこともあり、いまだに1枚10,000円なので売れるケースもあるため、この辺りはストックフォト業界ではかなり稀なケースとなりますが、それでも高額で売れる機械はEyeEmマーケットで直接販売かつ購入者の購入プラン依存もあり、またそもそもEyeEmマーケット直での販売機会があまりにも少なすぎます。

この観点から、もしストックフォトこれから始めようとする人がいる場合はEyeEmでの販売はおすすめとはいえません。そもそもストックフォト販売自体が廃れていくジャンルのため非推奨ですが、それでも写真販売をやりたいという人は、Adobe Stockやスナップマートをお勧めします。EyeEmのような単品で高額の収益は入りませんが、比較的販売機械も高く地道に着実に収益は上げていけます。

音声内で触れている、Adobe Stockでのある種の裏技的な稼ぎ方が（AI時代での写真需要気激減とは無縁に売れる）ありますが、機会があればまた触れようと思います。

EyeEm 関連ツイート

日本国内でEyeEmについて、AI学習の記事が上がったネタ元はTechCrunchですが、その後EyeEmがこの件について回答しています。この情報はニュースサイト等では取り上げられず、日本国内でも出回っていない情報です。参考にどうぞ。

EyeEm 写真のAIトレーニング利用の続報。EE公認非公式FBグループ上で発表

・TechCrunch記事に回答が間に合わなかった
・記事は不正確な点も
・AI利用はGettyやAdobe Stock等提携先での販売必須条件
・復活した報酬50%に含む
・垢削除は可能

たぶん。画像はグーグル翻訳